パソコン生活 1
(13.10.22)
はじめに
パソコン(PC)を使い始めて1年5ヶ月、
ホームページ(HP)を公開して一年が過ぎました。
振り返れば早いようであり、この間に色々なことを知り、沢山の人と出会いました。
今ではPCのない生活は考えられません。
そんなPCが我が家に来るまでの経過をまとめてみました。
コンピューターとのつきあい
コンピューターとの最初の出会いは高校生の時。
当時はPCという言葉はなく、電気科の授業で東京府中の東芝工場に行きました。
あの、3億円事件があった所です。
マークシートに鉛筆で「ー」の印を入れて計算させる。そんなことをやったと思います。
実際に身近にない機械なので、コンピューターはそれっきりになりました。
その後、大学の授業でPCが登場。
dataを入れて計算させる。グラフを画面に出す、なんてことをしました。
inputという言葉を知りました。dataの保存はカセットテープレコーダー。
ビープ音を録音・再生していました。
それから何年も経って、知り合いにお古のPCをもらいました。
NECのPCシリーズの最初のものです。
解説、参考書を見ながら、dataを入れてルーレットゲームを作ったりしました。
dataの保存はやはりカセットテープレコーダー。
世間ではフロッピーが出ていましたが、
何せお金がないのでそのままカセットを使っていました。
ゲームを作るのはおもしろいけれど、オリジナリティーに欠ける。
時間がかかる。ということで、たまに押入れから機械を出していじる程度でした。
この頃、世間ではwin95が登場。
店の前に押し寄せたお客をニュースで流していました。
以前からPCが欲しいとは思いましたが、何せ値段が高いし、
どんどん新しいモデルが出るし、何となく必要性がないままに傍観していました。
その後、何年かして今の職場でお古のPC9801に出会いました。
N88basicのフロッピーを入れ、
dataを入れてゲームを作って、空のフロッピーに保存。
雑誌「パソコンベーシック」の投稿dataを入れて、実行できるように、
部分的にdataを変えて遊んでいました。
その頃、世間ではwin95から98が出ていました。
その後、お古のPCにPC9801−RXや、
PCシリーズでwin3.0が入っているものが加わりました。
市販のゲームもできますが、相変わらずゲームのdataを入れて遊びました。
平成11年、コンピューターの2000年問題が騒がれました。
自分でもPCが欲しいとは思いましたが、
そのうち買おうとのびのびになっていて、なかなか買う決心がつきません。
2000年問題が解決してからにしようか、と何となく思っていました。
12年1月の日曜日
丁度雨が降っている夜でした。
仕事を終えて車で帰宅途中、いつもの交差点に差し掛かりました。
道路の周りは人家がなく、先には道の両側に林が黒く見えます。
街頭も少ない淋しいところです。
カーステレオからは、ブリーフ&トランクスの「青海苔」が流れ、
エコーを口にくわえて、いつものように運転していました。
時刻はもう少しで23時になろうという頃でした。
目の前の信号が青から黄色に変わりました。
このままで通り抜けられる、と思ってそのまま交差点のなかに入ると、
次の瞬間、左から白い車が前を横切ろうと出てきました。
丁度交差点の真中です。
すぐにブレーキをかけました。「キキキィッ〜〜!!」
その瞬間のことはスローモーションのようによく覚えています。
「とうとうやっちゃった・・・」「これでおしまいか・・・」
ブレーキを踏む数秒の間にそんなことを考えていました。
ドーン!!という衝撃の後、相手の車は右斜め前に滑り、
私の車はすぐに停止しました。
♪・・・青海苔、前歯に、つい〜てる〜よ、気付いて、くれよ〜・・・♪
カーステを止めると、し〜〜ん・・・
どこも痛くなく、怪我はしていない。
ブレーキだけを踏んだので、車はエンストして交差点の真中に止まっています。
すぐに車を移動しようとエンジンをかけると、またド〜ン!!と音がします。
運転席の窓から外を見ると、相手の車がドアにぶつかっていて、
慌ててバックしようとしています。
ぶつかって、慌ててハンドル操作を間違えて当たったんだ・・・
と思って、自分の車を前進させ、左に止めて外に出ました。
すると、交差点の近くには相手の車が見えません。
どうしたんだろう・・・
私の後ろを走っていた車が交差点の手前で止まっていたので、
「相手の車は?」ときくと、運転席の窓から女性の運転手が
「逃げちゃいましたよ。すごいスピードで」と教えてくれました。
私が走ってきた方向へ行ったというので遠くを見ると、
車のライトが小さく遠ざかっています。
ここで初めて、わざとドアにぶつかってきたんだ、とわかりました。
相手の車は白っぽい小型車、軽のように思いましたが、
瞬間のことなのでよく覚えていません。
ナンバーなんて全く思い出せません。
警察には届けましたが、おそらく見つからないだろう、と言われました。
ボンネットが持ち上がり、ドアがへこんだ私のサニー・・・。
翌日、車屋に修理の相談をしましたが、
事故に遭わずに、無傷で車屋に売ってもただ同然の年式です。
下手をすると引き取ってくれ、とこちらがお金を払うことになるかも知れない。
修理代金と、無傷で中古で売るときの値段が同じくらいだと言われました。
結局、買い換えることにしました。
走っている車同士での事故は初めてでした。
タイミングが違っていたら、私の車の助手席にぶつかってきていたのかもしれない。
そうなると、相手のスピードによっては、大事故になっていた可能性もあります。
私は今回は無傷ですが、もしかしたら死んでしまうくらいの大事故が、
いつ起きても不思議ではない。
車を買い換える出費は痛いですが、それで済んで儲けもの、とも思いました。
この事故に遭ったおかげで、生きることについて考えました。
突然死んでしまう可能性はゼロではない。
誰でもが、ある時、突然死んでしまう可能性を持っている。
死んでからはお金は使えない。
生きてる時に使ってこそ、お金の価値がある。
やりたいことを先延ばしにしていると、
「もう遅い」「もうできない」とう瞬間が来るかも知れない。
そんなことを考えていたら、
PCを今買ってもいいか、という気になりました。
それからPCを知っている職場の同僚や知り合いに
PCの具体的な情報を聞き始めました。
ファックス代わり
3交代で仕事をしているので、一ヶ月の勤務表が毎月作られます。
実家にいる父母に宛てて、毎月手書きの勤務表を郵送していましたが、
PCがあればメールに勤務表を添付して送れる、と知りました。
「こんな書類が来たけれど、どうすればいいか」という相談も、
メール添付を使えばすぐできます。
ファックスでも同様のことができますが、書類を送る以上のことはできません。
例えばPCでは、ワープロが使え、作った文書をメールでやりとりできる。
このファックス以外の用途を持っているのが魅力でした。
事故から3ヵ月後の4月に「PCを買うぞ」と決心しました。